あんにんの婚活ブログでの総額表示について

B!

 

あんにん
デパート販売員 あんにんからのお知らせです!

 

こちらのブログでは、あんにんが独自に調べた情報を出来るだけ正確にお伝えしようと思っております。

 

とくに、金額については間違いのないように、気をつけていますが、誤字脱字がございましたら、お問合わせよりお知らせ頂けましたら幸いです。

 

普段の仕事でも、販売にたずさわる関係上気をつけていることがあります。それは、消費税に関する表示方法についてです。

 

デパートの価格表示には、百貨店協会より指導された決まりごとがあります。これは、消費税が導入された当初からずっとしてきたことです。

本体価格+消費税の総額で表示

デパートで商品を販売する場合は、必ずわかりやすい場所に消費税を外税で課税した総額で表示をしています。

 

これを、「総額表示」と呼んでいます。

 

本体価格に消費税をプラスして表示します。すべての商品にはプライスをつけなければ、売り場には出しません。

 

メーカーが独自でつけているタグとは違います。デパートの店名が印字された値札です。

 

値札も一つの商品には一つしか付けてはいけないことになっています。二重プライスは禁止されています。

 

デパートでは、値札をつける事がとても大事な業務のひとつです。

 

おかげで、セール時期は連日残業です。

 

消費税率が変更された際の特例期間は、本体価格で表示をしても良いという政府の方針に従い、「本体価格+税」と表示をしました。

 

いまは、総額表示にもどっています。

 

支払う時に、いくら払えば良いのか?レジで、消費税が追加されてから、支払金額がわかるというのは不親切だと思います。

 

価格に対する長年の決まりごとは、デパートで販売する者のほこりです。

 

経済産業省も、平成16年4月1日より総額表示の義務付けを表明しています。しかし、違反をしていても、とくに罰則はないので未だに総額表示がいきわたってはいません。

 

内税=総額表示?
デパートの取り扱い商品の価格表示については、導入当初より変更していませんが、つぎのように考えています。
外税商品とは、本体価格にあとから消費税を足す。(ほとんどこれです)
内税商品とは本体表示価格自体に消費税が含まれている商品(お酒や食品の一部)
消費税率が変わった時に外税方式にした業界が多く、総額表示の義務化が始まり、内税=総額表示の認識が広まったと思います。
消費税の計算方法の違いが内税、外税ですが、わかりやすく説明するために総額表示=内税の認識も間違いではありませんね。
本体価格に後から消費税を足すのが、外税。
その合計価格を、総額で表示するのが、総額表示です。

こちらのブログでは消費税を含んだ総額表示で記載します。

こちらのブログでは、多くの結婚相談所や。ネット婚活サイトなどのご紹介をしていきたいと思っています。

 

たくさんの資料を見たり、ネットをみたりしても価格の表示は会社によってさまざまです。

 

本体価格のみ大きく表示し、消費税別と記載し少しでも安く印象付けようとしているものも見受けられます。

 

支払金額は、支払うべき金額=総額をきちんと表示するべきだと考えます。とくに、本体価格、消費税と分けて表示はしません。

 

本体価格で知りたいという方には、もうしわけありませんが、現段階ではこの方針で行きたいと思っております。

 

結婚相談所の活動にかかる費用は高額です。いったいいくら支払えば良いのか?をわかりやすく表示したいという強い思いです。

 

こちらのブログでは、お支払いの情報の紹介をさせていただくだけで、実際の販売には携わっておりません。

 

おまけ!デパートの食品売り場で1円のお釣りをよくもらうわけ

デパートの総額表示あるあるです。

 

食品や雑貨の売り場によく起こる、価格表示マジックがあります。みなさんも経験ありませんか?

 

食品売場で値段表〈プライスカード)に書いてある金額を財布からさがして、ちょうどになるように払ったのに、おつりで1円返金されること。

 

あんにんも売り場で「1円お返しします!」と申し訳なさそうに、手渡しすることがよくあります。

 

これは、本体価格の端数が100円以下の商品によく起こるできごとなんです。

 

デパートでは、消費税を外税で課税する方式をとっているため、商品が複数あるときと1個のときでは税金が変わります。

 

本体×1.08の答えが、1円以下の端数(銭)が出た場合。1円に繰り上げて表示するという決まりがあるからです。

 

それはなぜかというと、外税の計算方法によります。

外税の計算例 1
たとえば、1個140円のコロッケを買うとします!
140円(本体)×1.08=151.2円
この場合、総額表示では152円と表示します。
しかし、支払うのは151円でいいです。
(商品本体価格=140円 消費税=11円)

小数点以下(銭)は切り捨てる。という決まりがあるからです。なぜなら151円と表示してしまったら、困ることがあるんです。

 

たとえば、10個買った場合の計算が合わなくなるからです。(140円×10個)×1.08=1512円(商品本体価格=1400円 消費税=112円)

 

外税の計算例 2
本体価格が140円1個のときの消費税は11円 。
10個になると消費税は、単純に110円にはならず、1400円に対しての計算になるので、消費税額=112円 と、2円高くなります。

そのために、表示するときは、繰り上げて書いておくという決まりがあります。

 

外税は、商品を合計してから計算するので個数が多くなると消費税も高くなります。

つくし
外税のお店では、まとめ買いはおすすめできません!ちょこちょこ買うと税金は安くなりますよ!
内税と外税
内税、外税はレジでどのタイミングで消費税が計算されるのか?でわかります。レシートには必ず印字で表示されています。
内税は、商品価格に消費税が含まれています。〈内消費税・・円)
消費税率が頻繁に変更される前は、多くの量販店(SCスーパーマーケット)が内税方式を採用していました。 内税の商品は、ひとつづつに消費税がかかっていますので、いくつ買っても消費税は変動しません。
外税は、合計した商品価格にあとから消費税を計算して足します。
SCの外税方式への変更は、消費税率の変更へのスムーズな移行がきっかけだと思います。生鮮食品への総額表示は、とても手間がかかります。
デパートは、総額表示を徹底しながら、外税商品と生鮮食品の内税商品が混在しています。
価格に対しては、慎重すぎるほどに気をつけて仕事しています。

あんにん
デパート販売員からの価格表示に関しての、お知らせでした!ありがとうございます!
最新の記事はこちらから